運行間隔
うんこうかんかく
運行間隔とは
運行間隔とは、同じ系統のバスが同じ停留所に続けてやって来るまでの時間の間隔のことです。「日中はおおむね 10 分間隔」のように表現され、ダイヤを組むうえでの基本の骨組みになります。朝夕の通勤時間帯は間隔を詰めて本数を増やし、昼間や夜間は間隔を広げる、というように、同じ路線でも時間帯によって間隔は変わります。
利用者の側から見ると、運行間隔はその路線の「使い勝手」を測るいちばん分かりやすい物差しです。間隔が短い路線なら、時刻表を調べずに停留所へ行っても少し待てば次の便が来ます。逆に間隔の長い路線では、1 本逃したときの待ち時間が大きいので、時刻を確かめてから家を出るのが賢い使い方になります。
間隔は乱れることがある
路線バスは一般の道路を走るため、信号や渋滞、乗り降りにかかる時間の積み重ねによって、計画どおりの間隔を保てないことがあります。前のバスが遅れると、その後ろでは間隔が広がった区間に待ち客が増え、乗り降りにさらに時間がかかって遅れが膨らむ、という連鎖も起こります。行き着く先が、後続のバスが前のバスに追いついてしまう団子運転です。バスが遅れる仕組みの全体像はバスが遅れる理由の記事で解説しています。
つまり「10 分間隔の路線だから 10 分待てば必ず来る」とは限らない、というのが実際のところです。この揺らぎを前提に行動するのが、バスと上手に付き合うコツです。
接近情報とあわせて使う
運行間隔の知識がいちばん生きるのは、接近情報と組み合わせたときです。バスが今どこを走っているかが分かれば、「間隔が乱れていて次の便はしばらく来ない」「すぐ後ろにもう 1 本来ている」といった状況が読み取れます。混んでいる先発を見送って、すぐ後ろの空いた便に座って行く、という選択もできるわけです。
時刻表の上の間隔はあくまで計画値です。計画値で当たりを付け、実際の様子は接近情報で確かめる。この二段構えを身につけると、待ちぼうけの時間がぐっと減ります。