停留所
ていりゅうじょ
停留所とは
停留所とは、バスが乗客の乗り降りのために止まる、名前の付いた地点のことです。日常会話の「バス停」と同じ意味で、時刻表や案内放送などの正式な場面では「停留所」という言葉が使われます。「◯◯駅前」「◯◯二丁目」のように、駅や町名にちなんだ名前が付けられ、路線図や時刻表はこの停留所名を単位に組み立てられています。
停留所の名前は、その土地の歴史を映していることもあります。すでに姿を消した施設や古い町名が停留所名に残っている例は各地にあり、名前を眺めるだけでも土地の来歴がうかがえます。目的地の最寄り停留所が意外な名前をしていることもあるので、地名だけで探して見つからないときは地図で位置から確かめるのが確実です。
停留所の名前は「地点のまとまり」の名前です
知っておくと役立つのは、停留所名が指すのは 1 本の柱ではなく「地点のまとまり」だという点です。同じ「◯◯駅前」という停留所でも、上り方向と下り方向、系統ごとののりばが道路の両側や広場のあちこちに分かれていることがよくあります。
これを知っていれば、案内アプリや時刻表で「◯◯駅前から乗る」とわかった後に、「では、どののりばか」をもう一段確かめる習慣が身に付きます。逆方向ののりばで待ってしまう失敗や、目の前をバスが素通りしていくように見える戸惑いは、この一手間でほとんど防げます。とりわけ幹線道路沿いの停留所は上下ののりばが横断歩道を渡った先どうしになるため、渡る時間まで見込んで早めに移動しておくと安心です。詳しい探し方はバス停とのりばの探し方の記事をご覧ください。
のりば・標柱との使い分け
3 つの言葉は指すものが少しずつ違います。「停留所」は名前の付いた地点のまとまり、「のりば」はその中で実際にバスを待つ位置、「標柱」はのりばに立つ案内の柱です。たとえば「◯◯駅前停留所の 2 番のりばの標柱に時刻表が貼ってある」という関係になります。案内文を読むときにこの区別を思い出すと、書かれている内容を正確に受け取れます。