整理券
せいりけん
整理券とは
整理券とは、乗った距離に応じて運賃が変わるバスで、「自分がどの停留所から乗ったか」を証明するための番号入りの小さな紙片です。乗車口の脇にある発行機から 1 枚取って乗り込み、降りるときに運賃箱へ運賃と一緒に入れます。番号は乗車した停留所ごとに切り替わっていくので、これを見れば乗務員にも利用者にも乗車地点がひと目で分かる、という仕組みです。紙片そのものは小さなものですが、運賃の計算を支える大事な証明書の役割を担っています。
支払額の確かめ方
整理券方式のバスの車内には、運転席の上あたりに運賃表示器が付いています。表示器には整理券番号ごとの運賃が一覧で示され、バスが進むにつれて金額が増えていきます。降りるときは、手元の整理券の番号を表示器で探し、そこに出ている額を支払えばよいのです。
交通系 IC カードで乗る場合は、整理券を取る代わりに乗車時と降車時の両方でカードリーダーにタッチします。乗車地点がカードに記録されるため、降車時のタッチで正しい運賃が自動的に引き落とされます。乗車時のタッチを忘れると降車時に運賃が確定できず精算に時間がかかるので、乗るときのひとタッチを忘れないことが大切です。
均一運賃のバスには整理券がない
都営バスの 23 区内の路線のように、距離に関係なく同じ額を支払う均一運賃のバスには、そもそも整理券がありません。乗車地点を証明する必要がないからです。こうしたバスは前乗りの先払いが基本で、乗るときに支払いが終わります。
つまり「整理券発行機があるかどうか」は、そのバスの運賃方式を見分ける手がかりになります。後ろの扉から乗る造りで発行機が備わっていれば区間制の後払い、前の扉から乗って運賃箱が待ち構えていれば均一制の先払い、と覚えておくと、初めての路線でも落ち着いて行動できます。区間制のバスで整理券を取り損ねると始発からの運賃を求められる場合があるため、見かけたら必ず 1 枚取っておきましょう。支払い方式の全体像は都営バスの運賃と支払い方法の記事にまとめています。