後乗り
あとのり
後乗りとは
後乗りとは、バスの後ろ側の扉から乗り、降りるときに前の扉の脇で運賃を払う乗車方式のことです。乗る時点ではお金を払わず、降りる時点で精算するので「後払い」と組になり、合わせて「後乗り後払い」と呼ばれます。乗った停留所の目印として整理券を取るのも、この方式の特徴です。
2026 年 10 月時点の都営バスの多摩地域の運賃は対キロ区間制で、乗った停留所を整理券で示し、降りる停留所で額が決まります。どこまで乗っても同じ額の均一運賃とは、この点が異なります。
都営バスでは多摩地区が後乗り
2026 年 10 月時点の東京都交通局の案内では、東京 23 区内が前乗り前払い、多摩地区が後乗り後払いと、地域によって乗り方が分かれています。2026 年 10 月時点の多摩地域の運賃は乗った距離で額が変わる区間制で、初乗りは大人 180 円 (IC カードは 178 円) です。
交通局が案内する多摩地区の乗り方は、次の流れです。
- 後ろ側の扉 (中扉) から乗り、整理券を取る。
- 車内のモニターや音声で降りる停留所が案内されたら、降車ボタンを押して乗務員に知らせる。
- 前の扉から降りるときに、料金箱へ運賃を入れる。
多摩地区の料金箱では硬貨と 1,000 円札を両替できます。家族や連れの分をまとめて払う場合は、支払いの前に大人と子どもの人数を乗務員に伝えます。
前乗りとの違い
前乗りと後乗りの違いは、乗る扉と払う時機の 2 点に集約されます。都営バスの 23 区内と多摩地区を並べると、次のようになります。
| 項目 | 前乗り (23 区内) | 後乗り (多摩地区) |
|---|---|---|
| 乗る扉 | 前の扉 | 後ろ側の扉 |
| 運賃を払う時 | 乗るとき | 降りるとき |
| 運賃の決め方 | 均一運賃 | 乗った距離による区間制 |
| 降りる扉 | 後ろ側の扉 | 前の扉 |
割引の手帳を見せる時機も、この違いに合わせて書き分けられています。交通局の案内は、手帳の提示を乗車時、多摩地域では降車時としています。
迷わないための見分け方
2026 年 10 月時点の交通局の利用方法の案内は、乗り方を 23 区内と多摩地区の地域の単位で示しています。乗る系統が多摩地域の運賃表に載っているかが手がかりになります。停留所でバスが停まったときに開く扉を見るのも、その場で分かる見分け方です。
乗り方は変わることがあるので、乗る前に東京都交通局の案内を確かめてください。23 区内の乗り方を含む全体の流れは都営バスの乗り方ガイドにまとめています。
本記事に記載の運賃や料金は執筆時点の情報であり、その後の改定を反映するものではありません。